【クローズドβテストその2】ヒーローごとの活躍について

【クローズドβテストその2】ヒーローごとの活躍について

皆さまこんにちは。ライバルアリーナVSのGMのCyRoです。
私が何者なのかについては前回の記事で行っておりますので、今回は割愛させて頂きますね。

さて、私たちはβ期間中に軍師（プレイヤーのこと）の戦術や勝率など、戦い方を細かく研究させて頂いていました。
私は軍師達と積極的にコミュニケーションをとっている【GM】マルコと共に、軍師達の戦略・戦術について語り合い、いくつか興味深い分析結果を得ることができました。

クローズドβテスト中のアリーナでの勝率はヒーロー（軍師が選ぶパートナー）ごとに顕著に表れており、「勝率の高いヒーロー」と「勝率の低いヒーロー」にはそれぞれ、”ある共通点”があることが分かりました。
本日は、私たちがたどり着いたその”共通点”についてお話ししていきましょう。

勝率の高いヒーローは直接的な能力

クローズドβのテスト結果でもお伝えしましたが、βテスト中に全体を通して最も活躍したヒーローはダークナイトとウィザードでした。
双方とも、確実にダメージを与える事が得意なヒーローであり、確実にアドバンテージを稼いでいくことが出来ます。
そういった扱いやすさが、勝率に繋がっているように感じられました。

間接的なヒーローは実力を発揮しきれていない

対して、最も勝率の低かったヒーローはアーチャーです。
アーチャーは勝率の高い彼らとは異なり、トリッキーな攻撃を得意とします。
私はアーチャーの勝率が低かった結果を”アーチャーが弱い”と結論付けるには時期尚早であると考えています。
彼女の扱いには、少し特殊な考え方と十分なクリ―チャーのプールが必要であり、βテストでは軍師達が獲得できるユニット数が少なく、戦い方の研究が十分であったとは言えないでしょう。
本リリースでは彼女を使いこなす軍師が現れ、彼女の真の力が発揮されることを期待しています。

ヒーローの採用率についてと勝率との関係性は？

この場では正確な数値をお伝えすることはできませんが、勝率の高いウィザードとダークナイトの採用率が高かったことから、私たちはもう一つの仮説を立てました。
「勝率の高いヒーローの採用率は高いのではないか？」と考え、ヒーローの採用率と勝率の関係性についても着目しました。
採用率の最も高かったヒーローと低かったヒーローが誰であるかを調査したところ、最も利用頻度の多かったヒーローはパラディン、逆に最も利用されなかったヒーローはパワーファイターということが分かりました。
多くのパラディンがアリーナでみかけられたのは、私たちの想定通りでした。
アリーナの序盤で仲間になる彼に期待していたのは、誰もが手に馴染むような使いやすさと、アリーナでの基本的な戦いです。
正義感の強い彼は立派にその役目を果たし、軍師達にグーに対するパーの圧力とシールドの大切さを伝えてくれました。

逆に最も利用率の低かったのはパワーファイターです。彼の先鋭的な特徴は、ヒーローである”彼自身が凄まじく強い”ことです。
彼自身の強さは対戦相手に十分なプレッシャーを与えていると感じますが、彼に与えられたコストは他のヒーローに比べて少なく、共にアリーナに赴ける勇敢なクリ―チャーの数も少なくなります。
彼のコストが少ないこと、彼の得意な種族である巨人や戦神はコストが高い傾向にあることが重なり、共に戦うクリ―チャーを少なくしてまで共に戦う軍師があまりいなかったと感じられました。

二人の勝率の差は無い

このような彼らの特徴をふまえて、採用率において対極にある彼らについて分析したところ意外にも二人の勝率にほとんど差はないということが分かりました。
つまり「シールドを纏う聖騎士」は人気があり、「低コストの重戦士」は人気が無いということでしょう。

私は全てのヒーローには特徴があり、それぞれが十人十色の輝かしい魅力を持っているほうがよいと考えています。
その観点においてパワーファイターを含めた何人かのヒーローには課題を感じています。
皆さんにヒーローたちの魅力がしっかりと伝わるように、近々彼らについて細かく紹介していこうと思います。